わたしたちの大志

ムクナ豆は忘れられていた在来種ですが、
近年、機能性食品として注目され はじめました。
私たちは 一生涯を元気で過ごしていけるよう、この無農薬の自然農法で
生み出される優れた八升豆を開発すべく試験を続けています。

めざすところは、ムクナ豆をできるだけ多くの皆さんが知り、
大切に育て上げ、収穫し、食して元気になっていこうというもので 、
三方よし(作り手・加工者・消費者)の取り組みです。

私たちのこうした 営みに興味をもった人たちが、大きな輪の中に様々な形で加わり、
自然とかかわり合いながら 一次産業にいそしんでいけるような、
そんな未来が実現することを願っています。

一方で、都会から離れた地方では、
どんどん寂しくなって耕作放棄地が増えてしまっています。
何とか有効に利用できないものでしょうか。
私たちはムクナ 豆を育てながら、人と人と がつながり、地域を守り、
未来の食糧自給力の向上にも役立っていけるような活動の実現に向けて、
多くの人たちの参加を待っています。
この サイトが思いを同じくする人たちの交流や交感の場となって
広がりゆくことを願っています。

平野秀樹

ひらのひでき 一般社団法人兵庫ムクナ豆生産組合 代表理事

※1954年兵庫県生まれ。博士(農学)。1977年九州大学農学部卒業。農水省、環境省、国立森林総研に奉職。大阪大学医学部講師(環境医学)、青森大学薬学部教授(管理薬学)、姫路大学特任教授も務めた。現在、森林セラピーソサエティ副理事長、令和人間塾・人間学lab.理事を併任。

主な著作

『森林医学』『森林医学Ⅱ』(共編著:朝倉書店)、『森林セラピー ®』(共編著:朝日新聞社)、『森の巨人たち・巨木100選』(講談社)、『森林理想郷を求めて』(中公新書)