私たちの大志Our Vision & Voices

ムクナ豆博士の日誌

5. 一貫生産の難しさ

弊社商品は契約農園(12農家)がつくった八升豆を加工しています。

栽培歴はどの農場もまだ浅く、姫路大学での実験栽培を含めて4サイクル回目の農場が2者、3サイクル目が6者、2サイクル目が4者です。顔が見える生産者とともに、情報共有しながら無農薬栽培に挑戦しています。

一昨年と去年は台風にやられましたが、今年の夏は各地で水不足と高温です。
例年にない苦労と工夫しながらの撫育を心がけています。

弊社が販売をはじめて1年余り。

生産量は天候に左右され大きく変化しますし、販売量を見通すことは不確実です。一貫生産ゆえの難しさが満載ですが、「石の上にも三年」の心がけで生産組合らしく協力し合いながら、泥臭く続けています。試行錯誤で皆と相談しながらやっています。

やりがいは、送り届けようと箱詰めする際の喜び、ご注文を頂いた時の何ともいえない嬉しさ。それと、継続して食していただいたお客様からの「なんかいいみたい」「調子よくなった」「母が積極的になった」「娘が元気になった」というお声です。

今日もこの食品がどんなふうに届けられ、お役に立てるのだろう……と想像しながら箱詰めをしています。

弊社農園でひと休み(姫路市内 案山子の里)